十一面観音立像 聖林寺
国宝 | 天平時代 | 像高209.1cm |
フェノロサや岡倉天心も魅了された美しさ
第一回指定の国宝であり、天平時代の彫刻を代表する美しい仏像。 フェノロサや岡倉天心たちによってそのお姿の美しさを絶賛され、 多くの人々を魅了してきました。高い腰に、豊麗なお体、艶めかしいほどまろやかな指先。 女性的な優美さと男性的な威厳を併せ持ち、すべてを超越した圧倒的な存在感があります。 かつて、大神神社(おおみわじんじゃ)の最も古い神宮寺である大御輪寺(だいごりんじ) の本堂のご本尊として祀られていました。
Story of
Shorinji Temple聖林寺は、多武峰(とうのみね)に向かう山の中腹にあります。 奈良時代初めに、藤原鎌足を祀る妙楽寺(みょうらくじ。現在の談山神社) の別院として、鎌足の長子であるは定慧(じょうえ)和尚が建立したと伝えられます。 以降、近世までの歴史は不明のことが多いですが、三輪の地と関係が深かったといいます。 境内からは、大神神社のご神体である三輪山(みわやま)や、箸墓(はしはか) 古墳など、大和盆地を一望に見渡すことができます。
聖林寺
しょうりんじ
詳しくは「聖林寺」ホームページへ
- 住所
- 電話
- 拝観時間
- 奈良県桜井市下692
- 0744-43-0005
- 9:00~16:30
- 住所
- 奈良県桜井市下692
- 電話
- 0744-43-0005
- 拝観時間
- 9:00~16:30
※団体参拝の場合、入り込み時間等の連絡を、お寺に必ず文書にて入れてください
詳しくは「聖林寺」ホームページへ