十一面観音菩薩立像 法輪寺
重要文化財 | 平安時代 | 一木造 | 像高360cm |
聖徳太子が霊木を刻んで造ったと伝わる
講堂にお祀りされる十一面観音像は約4mの大きなお像で、 杉の一木造。大きな眼にしっかりとしたお鼻、厚い唇はエキゾチックで、 金泥の残る宝冠がとてもよくお似合いです。寺伝によると、その昔、 妙見山(みょうけんやま)の奥の院近くの霊木が光り輝き、不可思議な声が聞こえてきたそうで、 聖徳太子がその霊木を刻み、三日三晩で造り上げたといいます。江戸時代には観音堂のご本尊で、 厄払いの観音さまとして信仰されていました。
Story of
Hourinji Temple法輪寺の創建については二つの説があります。今から1400年前、 聖徳太子の病気平癒を願って、その御子である山背大兄王(やましろのおおえのおう) が創建したという説。この辺りは、聖徳太子が三つの井戸を飛鳥から移したことにちなんで三井 (みい)と呼ばれており、山背大兄王も三井の産湯につかったといわれます。 もう一つは、天智9年(670)の斑鳩寺焼失後、百済の開法師、圓明法師、 下氷新物(しもひのにいもの)の三人が建てたとする説です。
法輪寺
ほうりんじ
詳しくは「法輪寺」ホームページへ
- 住所
- 電話
- 拝観時間
- 奈良県生駒郡斑鳩町三井1570
- 0745-75-2686
- 8:00~17:00(3月~11月)
- 8:00~16:30(12月~2月)
- 住所
- 奈良県生駒郡斑鳩町三井1570
- 電話
- 0745-75-2686
- 拝観時間
- 8:00~17:00(3月~11月)
- 8:00~16:30(12月~2月)
※団体参拝の場合、入り込み時間等の連絡を、お寺に必ず文書にて入れてください
詳しくは「法輪寺」ホームページへ