十一面観世音菩薩立像 長谷寺
重要文化財 | 室町時代 | 像高1018cm |
高さ10mを超える、霊験あらたかな観音さま
日本最大級の木造仏で、10mを超す大きなお姿をしておられます。 右手に衆生を救う錫杖、左手に水瓶を持って、方形の大盤石という台座に立つ姿は、 全国に広がる長谷信仰の根本仏像としての威厳を十分に伺わせています。 6世紀初め、洪水が起きて琵琶湖のほとりにただならぬ巨木が流れ着きました。 それをもらい受けた徳道(とくどう)上人が、万民の幸せを願って十一面観音を造ることを誓い、 天平元年(729)に完成したと伝えられます。
Story of
Hasedera Temple長谷寺のある初瀬の地は、山々に囲まれて隠れていて、 太古から神々が降り立つ、特別な霊力の宿る聖地。『万葉集』にも「こもりくの泊瀬(はつせ)」 と詠まれています。観音さまの霊験やご利益を願って、平安時代以降、 老若男女がこぞって長谷寺に参詣しました。その様子は『源氏物語』『枕草子』 『更級(さらしな)日記』などにも描かれています。長谷寺は「花の御寺」 とも呼ばれ、牡丹、桜、アジサイなど、四季折々の植物が境内を華やかに彩ります。
長谷寺
はせでら
詳しくは「長谷寺」ホームページへ
- 住所
- 電話
- 拝観時間
- 奈良県桜井市初瀬731-1
- 0744-47-7001
- 8:30~17:00(4月~9月)
- 9:00~16:30(10月~3月)
- 住所
- 奈良県桜井市初瀬731-1
- 電話
- 0744-47-7001
- 拝観時間
- 8:30~17:00(4月~9月)
- 9:00~16:30(10月~3月)
※団体参拝の場合、入り込み時間等の連絡を、お寺に必ず文書にて入れてください
詳しくは「長谷寺」ホームページへ