十一面観音菩薩立像 大安寺
重要文化財 | 奈良時代 | 一木造 | 像高190.5cm |
本堂のご本尊である十一面観音立像は、がん封じの仏さまとして、 多くの人に信仰されています。日頃、観音さまの前には御簾(みす) が下がっていて直接見ることはできませんが、じっと拝していると御簾を透かして、 その優美なシルエットがほのかに現れてきます。ご開帳の時期には全身をしっかり拝することができ、 精巧に刻み出された華麗な胸飾りに惚れ惚れします。柔らかなラインを描くお体に、 天衣が纏い流れる様がなんとも美しい観音さまです。
「八十八面観音巡礼」 特別ご朱印
※ご朱印は、本堂向かって左手にある「獅子吼殿」で授与していただけます
※十一面観音像は10月1日~11月30日のみ御簾が上がります(平時は本堂内陣で御簾ごしに拝めます)公開状況の詳細につきましては、お寺へお問い合わせください
Story of
Daianji Temple大安寺の歴史は1400年前、聖徳太子が創建した熊凝精舎(くまごりしょうじゃ) に始まるといいます。その後、舒明天皇や天武天皇によって移築され、「百済大寺」 「高市大寺」「大官大寺」と寺名を変えながら壮大さを増していきました。 やがて遷都によって平城京に移り、唐から帰国したばかりの道慈(どうじ) 律師が新しい構想をもとに大伽藍を造営しました。奈良時代の大安寺はとても大きく、 現在のおよそ25倍だったといい、1000人近い僧侶がいたと想定されています。
大安寺
だいあんじ
詳しくは「大安寺」ホームページへ
- 住所
- 電話
- 拝観時間
- 奈良県奈良市 大安寺2-18-1
- 0742-61-6312
- 9:00~17:00 (受付は16:00まで)
- 住所
- 奈良県奈良市大安寺2-18-1
- 電話
- 0742-61-6312
- 拝観時間
- 9:00~17:00(受付は16:00まで)
※団体参拝の場合、入り込み時間等の連絡を、お寺に必ず文書にて入れてください
詳しくは「大安寺」ホームページへ